量子アニーリングマシンを活用した研究開発ソリューション・アプリケーションを提供する、株式会社シグマアイ (東京都港区港南、代表取締役:大関真之・伊勢賢太郎)は、映画館や劇場をはじめとして現在行われているソーシャルディスタンスを考慮した座席配置に対して、親しい人や家族との距離を離さずに安心と安全を保ちながら、感動の共有を実現する最適な座席配置を瞬時に提供する技術”Qinema seat (キネマシート)”を開発しました。
量子アニーリングマシンを活用した研究開発ソリューション・アプリケーションを提供する、株式会社シグマアイは、映画館や劇場をはじめとして現在行われているソーシャルディスタンスを考慮した座席配置に対して、親しい人や家族との距離を離さずに安心と安全を保ちながら、感動の共有を実現する最適な座席配置を瞬時に提供する技術”Qinema seat (キネマシート)”を開発しました。
現在多くの映画館や劇場では、隣の席を開けてソーシャルディスタンスを設けることで感染防止対策を実施しています。しかしその座席配置は一律に用意され、親しい人同士や家族を含む複数のお客様向けにも仕切られた空間が提供されています。小さいお子様を連れた家族連れのお客様の場合には、なかなか安心できず最も大切な感動の瞬間を損なうといった問題がありました。
シグマアイでは、量子アニーリングを利用した組合せ最適化問題を解く技術を駆使して、最適な座席位置を提案するQinema seatを開発しました。これまでのソーシャルディスタンスを考慮すると言う前提はそのままに、親しい人や家族同士のお客様同士は離さずに、最適な座席位置を瞬時に提示することが可能です。時々刻々と予約のお客様で占有されていく座席に対しても、その状況に合わせて多くのお客様のニーズに応えられる座席位置を提案することが可能です。また多くのお客様の要望を予め回収したのちに、最適な座席配置を提案することも本技術を利用することで可能です。
映画館や劇場における座席配置だけでなく、飲食店、教育現場での座席配置の検討にも有効です。新しい技術で新しい標準を作るために、シグマアイはこれからもお客様に寄り添い、笑顔を作るためのソリューションを提供してまいります。
お問い合わせはinfo@sigmailab.comまで。
(Web画面上でクリックのみで指定した劇場の空席(上)に対して、ペアシートの個数を指定した上で、ソーシャルディスタンスと収容人数のバランスを考慮した最適化を施した結果の例(下))
最先端技術を最も速く社会に届ける